こんにちは。DeFi牧場のおーじぃ(@DeFi_Ranch)です。
いろいろなチェーンを使い漁り、ウォレット数が30を超えてしまい、こうなるとお財布間の資金移動も非常にめんどくさいです。
そこで、海外で評判のクロスチェーンブリッジ「Rango.Exchange」にたどり着きました。
今回の記事では、スワップ手数料の最安ルート候補を検索し、自動処理までしてくれる「Rango.Exchang」について解説します。
Rango(ランゴ)Exchangeとは?
Rango(ランゴ)Exchangeは、複数のブロックチェーンをまたぐ両替をサポートしてくれるクロスチェーンブリッジです。
20以上のブロックチェーン・10以上のdAppsと連携し、ユーザーが求める通貨の交換に対し、最適な交換ルートを提案してくれます。
2021年8月にv0.9としてリリースされ、今もβ版での運用となっていますが、Celer cBridgeやANY SWAPといった既存クロスチェーンブリッジとも連携し、着々と経済圏を拡大しています。
Rango.Exchangeの使用例
早速、具体的な使用例を見てみましょう!
このように複数チェーンをまたぐの両替の最適ルートを数秒で検索してくれます。
支払い通貨 | 受取り通貨 | 手数料 | 処理時間 | |
サンプル1 | 1 ETH (Polygon) | 51.59 bLuna (Terra) | $3.76 | 8:00 |
サンプル2 | 1000 BUSD (BSC) | 1007.2 USDC (ARBITRUM) | $5.63 | 4:30 |
サンプル3 | 15 AVAX (Avax) | 685.7 FTM (Fantom) | $0.75 | 5:15 |
現時点では、コスト優先の検索結果のようですが、急ぎの状況では、電車のルート検索のように処理時間を早くしたいという選択肢が増えても良さそうですね!
Rangoの名前の由来
Rangoはカメレオンを意味し「通貨の色を自由に変えられる」という意味が込められています。カメレオンは、この魔法を持つことで、天敵から逃げ回ることなく、怠惰を楽しむことができます。
Rango.Exchangeを利用するユーザーは、あちこちののDEXやBridgeを走り回る事なく、楽ちんな仮想通貨ライフを過ごすことができるはずです!
Rango.Exchangeの収入源
主要な収入源の一つは、ユーザーの取引量に対する取引手数料です。
つまり、手数料の高いサービスを経由したほうがランゴの利益が増えることになります。
しかし、この点については、ランゴ自身も課題として捉えており、将来的な料金体系については検討中としながら
「まずは利用者を増やすことに注力する」(≒自分たちの利益は優先しない)
とホワイトペーパーで明言しています。
Rango.Exchangeの競合他社比較
ランゴは、競合他社を圧倒する連携数でクロスチェーンブリッジのトップを突っ走ります。
Rango.Exchangeの使い方
ランゴの使い方は、かんたん5ステップで、従来のスワップとほぼ同じ使い方です。
①利用したいウォレットを接続する
②交換したい通貨を選ぶ
③数量を指定するとルートが検索される
④交換ルートを確認し、問題がなければ”Swap”
⑤後は自動処理内容を確認しながら”署名”して進める
ただし、現状大きな注意点が一つあります!
それは…利用するdAppsに支払う手数料用のトークンが必要という点です。
つまり経由先で手数料が支払えない場合、取引が停止してしまうことになります^^;
この重大な手数料問題の対処法が2つあります。
Rango.Exchangeの課題と対策
対策は2つありますが、どちらも完全ではないので予めご了承くださいm(_ _)m
Faucet(蛇口)を利用する
Faucet(蛇口)とは、少額の仮想通貨(手数料1,2回分)を無料でもらえるサービスです。
リツイートなど、ちょっとした作業が必要ですが、1回の利用のためにトークンを用意する手間を考えれば、かなり手間を軽減できます。
よほどマイナーな通貨でなければ「通貨名×Faucet」で検索すると、無料提供してくれるサイトがいくつかでてくると思うので、一度ググってみてください!
$RANGOトークンを利用する(まだない…)
$RANGOトークンは、Rango.Exchangeが独自に発行するトークンで、手数料の支払いに利用することができます。
しかしながら、$RANGOはまだ発行されておらず、2022年1Q(1-3月)にトークンセールが開催される予定です。
そして、ロードマップの記述によると、$RANGOトークン保有者に対する割引開始が2022年2Q(4-6月)に設定されています。
支払い開始に関する記述はありませんが、最悪6月いっぱいまで待つかもしれませんね^^;
Rango.ExchangeのAirDrop
Rango.Exchangeでは、IDO(時期未定)時点までにサービスを利用してくれたユーザ向けのエアドロップイベントを開催中です。
利用したチェーンや金額などの条件達成でバッジが付与され、そのポイントに応じてランキングが作成されます。上位1,000名までが受賞対象になり、2月現在400点台がボトムラインとなっています。
中でも高得点は、記事、動画、ツイート、Meme(ミーム)などのコンテンツ作成では、50〜500Pの大量得点をゲットするチャンスもあるので、ぜひチャレンジしてみてください!
結論 まずはRangoで無料見積もり!!
今回の記事では、スワップ手数料の最安ルート候補を検索し、自動処理までしてくれる「Rango.Exchang」について解説しました。
ランゴでは、ブリッジサービスを提供するだけでなく、今後はマルチチェーン対応の自社製ウォレットを作る予定もあるので、ランゴを利用しておけば、余計なウォレットを増やさずにすむかもしれません!
※とはいえ資金の分散は大事^^;
もし複数のブロックチェーンを利用しているなら、必須のDeFiツールになると思うので、ぜひ一度お見積りだけでも利用してみてください!
ではまた!