こんにちは。DeFi牧場のおーじぃ(@DeFi_Ranch)です。
いまさら遅いと言われつつも、2020年末からコツコツ20種以上の仮想通貨に積立投資をし、11月時点で+70%程度のリターンをコツコツ積み上げています。
そのポートフォリオ内でも280%上昇しているPolkadot(DOT)に関して、いよいよパラチェーンオークションが開始されました。選挙的な仕組みがあることは知っていましたが、具体的な参加方法や参加のメリットについてはあまり調べていませんでした^^;
今回の記事では「ポルカドットのパラチェーンオークション参加方法」について解説したいと思います。
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Polkadot(ポルカドット)とは?
Polkadotとは、2016年にイーサリアムの共同創設者の一人であるギャビン・ウッド氏らが設立した「WEB3.0(分散型WEB)」の実現を目指したプロジェクト(ネットワーク)の名称です。
玉石混交のプロジェクトが乱立し、手数料が高騰するEthereumに対抗し、複数のブロックチェーンを公平に安定接続できる基盤となることを目指しています。
詳しくは、お妻様向けにわかりやすさ重視で解説した以下の記事でご確認ください。
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Polkadotのパラチェーンオークションとは?
Polkadotがいくら公平とは言え、無限に接続できるわけではなく、ブロックチェーンの上限は「100」に設定されています。
※その後の運用状況により、投票で上限が増える可能性もあります
その100枠を奪い合う「イス取り総選挙」的なことを「パラチェーンオークション」と呼びます。
開催期間:2021年11月11日〜【全11回】
1st | 11/11(木) | 11/18(木) |
2nd | 11/18(木) | 11/25(木) |
3rd | 11/25(木) | 12/02(木) |
4th | 12/02(木) | 12/09(木) |
5th | 12/09(木) | 12/16(木) |
6th | 12/23(木) | 12/30(木) |
7th | 1/06(木) | 1/13(木) |
8th | 1/20(木) | 1/27(木) |
9th | 2/03(木) | 2/10(木) |
10th | 2/17(木) | 2/24(木) |
11th | 3/03(木) | 3/10(木) |
オークションの勝者は、シンプルにプロジェクトが保有するDOTの保有量で決まります。
しかし、プロジェクト自前の保有量だけだとお金持ちが有利になってしまいます。
そこでプロジェクトの支援者の助けを借りてDOTを調達することで、保有量を増やすことで公平性を担保できるようにしました。
この仕組を「クラウドローン(群衆融資)」と呼びます。
一般投資家は、保有するDOTを預ける見返りとして、プロジェクトからオリジナルトークンをもらうことができます。
Polkadotのクラウドローンとは?
無理やり言い換えると「選挙 × 2年定期預金」でみたいな感じです。
落選したら元も子もないので、結局は当選しそうな人気のプロジェクトに応援するしかないのですが、「どのプロジェクトにいくら投票するか?」という予算設定が重要になりそうです。
何れにせよ、預けたDOTは2年後に返金されることは間違いないので、個別のプロジェクト自体が失敗に終わっても、Polkadotプロジェクト自体が廃れない限りは元本の量が減ることはありません。
※預けたDOTの”量”は減りませんが、DOTの”価格”が下る(最悪0になる)リスクはあります。
Polkadotのパラチェーンオークション参加方法
オークション(クラウドローン)に参加する方法は、以下の3通りです。
各参加方法で想定されるメリット・デメリットを表にまとめてみました。
メリット | デメリット | |
①Polkadot Wallet | ・安心&安全 | ・Wallet作成&送金が手間 |
②公式サイト (各プロジェクト) | ・紹介者ボーナスなどの 特典もあり | ・Wallet作成&送金が手間 ・偽サイトにだまされるリスク |
③海外仮想通貨取引所 (Binanceの場合) | ・送金の手間なし ・Binance独自の報酬を 受け取ることもできる ・代替トークン(BDOT)で 流動性を確保できる | ・ロック期間後も取引所が 利用できる保証がない |
Polkadot Wallet
最も確実で安全な方法。
専用の「Polkadot wallet」を作成する手間はありますが、オークション(クラウドローン)だけでなく、公式ステーキングなどにも利用できます。
オークション開始以降は、Polkadot連携プロジェクトは増え続けるので、今後利用する機会は増えるはず!今のうちに作っておいても損はないと思います。
プロジェクト公式サイト
公式サイト上で申し込みをする場合でも、Polkadot Wallet(Chrome拡張機能)は必須。
プロジェクトによっては、紹介者ボーナスを用意しているものもある。
「検索結果の広告」や「紹介者ボーナスをエサにした悪意あるURL」から訪問し、不用意に投票してしまうと、偽サイトの可能性もあり、投票したDOTを盗まれてしまう場合もあるので要注意!
海外仮想通貨取引所経由(Binanceの場合)
仮想通貨取引所の最大のメリットは、
DOTを購入し、そのまま参加できるので、とにかく手間がかからないこと。
Binanceでは「ウォームアップ期間エクストラ報酬」という名の、早めにオークションに参加するだけでボーナス報酬がもらえるイベントも実施。
この報酬は1時間毎に発行され、落選プロジェクトへの投票でももらえるので、2年ロックしたくない人はあえて落選しそうなプロジェクトを選び、ボーナス報酬だけもらうという戦略も取れそうです。
さらに、Binance経由でオークションに参加した場合、DOTと1対1で交換可能なBDOTというトークンが付与されるため、当選後のロック期間に入っても、同量のDOTに相当する流動性を確保することができます。
しかしながら、Binanceは世界各国から厳しい規制を受けている状況なので、今後取引所にアクセスができなくなる可能性あります。96週のロック期間を要する長期投資においては、慎重な投資判断が必要です。
Polkadot Walletからのオークション参加方法
今回は基本となる「Polkadot Wallet」からのオークション(クラウドローン)参加方法を解説します。
基本の流れはかんたん3ステップです。
①Chrome拡張機能「Polkadot Wallet」で新規ウォレット(アドレス)を作る
③DOTをWallet(アドレス)に送金する
④公式サイトで「Wallet Apps」に接続する
Polkadot Walletで新規ウォレットを作る
まずは、Chrome(又は、Firefox)拡張機能を利用し、Polkadot専用のウォレットを作りましょう!
詳しい手順は、以下のスライドをご参照ください。
DOTをWallet(アドレス)に送金する
作成した「Polkadot Wallet」では複数のブロックチェーンを利用することができますが、その中で「Polkadot Relay Chain」を選択し、そのアドレス宛に「DOT」を送金してください。
※各自が利用する取引所のヘルプを参考に出金を行ってください。
公式サイトで「Wallet Apps」に接続する
拡張機能の「Polkadot Wallet」では、残高を確認することができないため、Polkadot公式サイトの「apps wallet(hosted)」に接続します。詳しい手順は、以下のスライドをご参照ください。
どのプロジェクトに投票(資金提供)すれば良いのか?
個人的な方針としては、、、まずは「長いものに巻かれろ」です。
いくら自分が入念に調査した所で落選すれば、全ては水の泡です。
最初の資金は少額でも良いので「首位」に投票しておきたいと思います。
そこで参考になるのが「parachains.info」というサイトです。
リアルタイムで資金調達の状況を見ることができるので、このページを参考にまずは第1回目の投票先を決めたいと思います。
その後、10個の席の奪い合いに関しては、ある程度応援したいプロジェクトを絞って、2〜3プロジェクトに予算配分してみたいと思います!
Polkadot オークション参加プロジェクトまとめ
以下のページに参加プロジェクトを調査し、概要をまとめたいと思います。
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DOT(ポルカドット)が買える取引所
DOT(ポルカドット)の取り扱いは、国内の上位取引所でほぼ網羅されています。
ご自身の口座で取り扱いがないようであれば、キャンペーン情報を参考にいまお得な条件で口座開設できる取引所を選んでみてください。
結論 DOTがあるなら、使わにゃ損!
今回の記事では「ポルカドットのパラチェーンオークション参加方法」について解説しました。
ポルカドットの解説記事でも解説した通り、DOTは毎年約10%ずつ通貨量が増えるインフレ資産です。
ただ持っているだけだと、価値が下がってしまう可能性が高いのでステーキングやオークション(クラウドローン)を利用し、効率的に運用する必要があります。
人類の未来を変えるプロジェクトを応援し、世界の発展に貢献しつつ、資産も増やしましょう!
ではまた!
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